Food

栄養満点!切り干し大根の栄養素と効能

こんにちは。

日月工舎です。

『暮らしを創る』をテーマに情報発信をしています。

今回は

栄養満点!切り干し大根の栄養素と効能

について。

shun
shun

切り干し大根食べたことある?

ダテ
ダテ

僕はにゃい!おいしいの?

shun
shun

おいしくて栄養満点やで。栄養素と効能を解説するで!

スポンサーリンク

切り干し大根について

大根を細切りにして天日で乾燥させた、日本に古くから伝わる切り干し大根。乾燥させることで甘味が増し、うまみと栄養素が凝縮します。その栄養素はカルシウム、カリウム、鉄などのミネラルや食物繊維も豊富に含まれています。また、干すことにより保存も効くので、常備しておくと何かと便利な食材です。煮物にするのはもちろんですが、サラダや漬け物など様々な料理にも使えます。

主な栄養素

天日干しで乾燥させることにより、紫外線があたり酵素の働きが活発化し、アミノ酸などの新たな栄養素が増えます。これは機械干しではできないことです。

主な栄養素として、

可食部100gあたり乾燥
エネルギー280kcal15kcal
水分8,4g94,6g
タンパク質9,7g0,5g
脂質0.8g0,1g
炭水化物69,7g4,1g
ナトリウム210mg19mg
カリウム3500mg230mg
カルシウム500mg24mg
マグネシウム160mg10mg
リン220mg18mg
3,1mg0,2mg
葉酸210μg34μg
食物繊維21,3g1,4g
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

生の大根と比べても一目瞭然で、かなり増えています。カルシウムはなんと約20倍です。もちろん単純に水分量が減っているので、100gあたりの栄養素は約11倍ほどになるのはわかりますが、それだけでは説明できないほどの増え方をしていますよね。天日干しによる効果、太陽の力恐るべし。。。

効能

便秘改善

不溶性の食物繊維であるリグニンが豊富に含まれており、腸のぜん動運動を促してくれるので便秘改善に効果的です。

動脈硬化予防

不溶性食物繊維であるリグニンはコレステロールを体外への排出を促してくれるので、動脈硬化の予防にもつながります。

骨粗しょう症予防

歯や骨の健康には欠かせないカルシウムも豊富。カルシウムはビタミンDやマグネシウムと一緒に摂取すると効率よく吸収でき、骨粗しょう症予防に効果的です。ビタミンDはキノコや魚、マグネシウムは海藻など。

水分と塩分のバランス調整

摂りすぎてしまった塩分や水分を調整してくれるのがカリウム。そのカリウムの含有率は食品の中でもトップクラスです。むくみや高血圧の予防効果も期待できます。

まとめ

栄養素も豊富で様々な効能が期待できる切り干し大根。

日々の食卓に積極的に取り入れていきたいですね。

文章:shun(@jitsugetsu_woki)